元K-1安保瑠輝也がシリル・アビディにKO勝ち 30キロ差ハンディも4度ダウン奪う完勝劇 賛否の一戦も「俺の志、体現していく」

 1回、シリル・アビディ(手前右)からダウンを奪う安保瑠輝也(撮影・堀内翔)
 3回 シリル・アビディ(左)にKO勝ちする安保瑠輝也(撮影・堀内翔)
 3回 シリル・アビディ(左)にパンチを出す安保瑠輝也(撮影・堀内翔)
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 「BreakingDown7」(19日、幕張メッセ)

 メーンとなった第33試合で、初参戦となった元K-1で格闘家の安保瑠輝也が、K-1で37戦25勝17KOを誇る“マルセイユの悪童”、シリル・アビディと1分3ラウンド完全決着ルールで戦い、3RKO勝ちを飾った。

 1Rから安保がみせた。30秒過ぎに強烈な右を浴びせ、ダウンを奪うと、再開とともに跳び蹴りで再びダウンを奪った。2Rもラッシュから左飛び膝蹴りでダウンを奪った。3Rはアビディの反撃を受けたが、最後は再びコンビネーションからのラッシュでついにマットに沈めた。

 試合後は「引退して長いこと経っていたと思いますが、1カ月前のオファーを受けてくれ、戦ってくれたアビディ選手に大きな拍手をお願いします」と相手をたたえた。

 アビディは身長190センチ、体重104キロで、安保にとっては身長差10センチ、体重差30キロで体格差のハンディがあったが、問題にしなかった。ただ、ピーター・アーツに勝利し、ジェロム・レ・バンナら伝説の選手らと戦ってきたK-1のレジェンドとはいえ、現役ではない47歳との対戦に、悲観する声もあり、RIZINファイターの平本蓮などからも批判されていた。安保は「賛否両論あると思いますが、今よりも有名になりたくてブレイキングダウンという舞台を選んだ。どんどん強い選手に挑戦していきたいというのが俺の志でもある。これからもそれを体現していく」と、語った。

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