バン仲村がブレイキングダウン代表YUGOとの“代表決戦”KO勝ちし男泣き!瓜田戦意欲「俺のケジメ」

 YUGOからダウンを奪ったバン仲村(撮影・伊藤笙子)
 試合後、涙を見せるバン仲村(撮影・伊藤笙子)
 YUGOと対戦したバン仲村(撮影・伊藤笙子)
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 「BreakingDown6」(3日、都内某所)

 総合格闘家の朝倉未来がプロデューサーを務める1分1ラウンドで争う格闘技イベントの第6回大会でブレイキングダウンのYUGO代表と“元アウトローのカリスマ瓜田純士をボコボコにした男”バン仲村が無制限ラウンド完全決着ルールのミドル級ワンマッチで対戦し、バン仲村が2回KOで圧勝した。

 格闘技イベント「ケンカバトルロワイアル」代表の仲村が、前回のブレイキングダウンで予定された試合が流れたのことの連絡がなかったことを不義理とし、YUGO代表を指名して実現した“代表決戦”。負けた方が1000万円を配ることになっており、未来はYUGO代表が負ければ自身が出場することを宣言している。

 YUGOは元総合格闘家、仲村はキックボクシングとテコンドーの経験者。初回は互いにキックを打ち合いながら接近戦でパンチを打ち合うなどスリリングな一進一退の攻防を続けた。そして2回、仲村は一気に攻勢に出てYUGO代表にパンチの連打を浴びせてダウンを奪う。さらに立ち上がったYUGOにまたも猛烈な連打を浴びせて2度目のダウンを奪って勝負を決めた。

 マイクを握った仲村は「試合までは調子に乗らせてもらったけど、こういう代表戦は正直…」と言葉を詰まらせて涙。「思ったよりいろんなものしょってて、YUGOさんの気持ちも分かるし、こんな45のおっさんが、こんな舞台に立たせてもらって感謝してます」とさらに涙をこぼした。

 “元アウトローのカリスマ”瓜田純士をボコボコにして逮捕された過去があり、「裏から表に出てきて、たった数カ月で、毎日が目まぐるしく変わって、いろんな人にいろんなことを言われるようになって、結構いっぱいいっぱいだけど、もうちょっと頑張ろうと思います」と誓い、「代表狩りなんて言葉使ってすみません。いざやってみると、テメエだけが頑張ればいいんじゃなくて、周りのいろんな人が支えてくれるのを感じて、それも含めてブレイキングダウンのみなさん、僕のことを拾ってくれたケンカバトルロワイヤルの運営の皆さんにも感謝しています。こんなしみったれた涙が出るのは親父が死んだとき以来だけど」と頭を下げた。

 そして、約束し合っている瓜田との対戦は「俺のケジメだから、俺のストーリーにはまだ続きがあるから」と実現に意欲を示した。

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