元世界王者の山中竜也 復帰2戦目で圧勝判定勝ち

 ジョナサン・タコニン(右)と復帰2戦目を戦う山中竜也
 ジョナサン・タコニン(左)と復帰2戦目を戦う山中竜也
 ジョナサン・タコニン(右)と復帰2戦目を戦う山中竜也
3枚

 「ボクシング・8回戦」(14日、神戸市立中央体育館)

 元WBO世界ミニマム級王者の山中竜也(27)=真正=が、WBC世界フライ級15位のジョナサン・タコニン(35)=フィリピン=を全員がフルマークの3-0判定で下し、復帰第2戦を飾った。

 サウスポーのタコニンに対して右ボディーを有効に使い、素早いボディーワークとフェイントでほんろう。多彩な攻撃で終始主導権を握り、元世界王者の貫禄を見せた。最終8回には、ワンツー、ボディーと怒とうの攻撃で相手を追い詰めた。

 リング上では「面白くない試合になったが、動けるボクシングができてよかった」と試合を振り返った。また、今年5月に結婚した7歳年上の綾子さんに「いつもありがとう」と感謝した。

 山中は18年7月に世界王座の2度目の防衛戦で敗れ、硬膜下血腫が判明。日本ボクシングコミッション(JBC)の規定で一度は現役を引退したが、昨年12月の規定変更で復帰がかなった。今年3月に3年8カ月ぶりに復帰し、KO勝利を飾っていた。

 世界ランカーのタコニンは、19年にWBC世界ライトフライ級王者の拳四朗(BMB)へ挑戦し、4回TKOで敗れていた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ファイト最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ファイト)

    写真

    話題の写真ランキング

    リアルタイムランキング

    注目トピックス