2番勝負はなつぽいが中野たむにリベンジ!7・9立川のユニット対抗戦で完全決着戦!

 「プロレス・スターダム」(28日、後楽園ホール)

 女子プロレス団体「スターダム」の後楽園ホール大会は、901人の観衆を動員。中野たむ-なつぽいのシングル2番勝負第2戦は、26日の名古屋国際会議場大会の金網戦で敗退したなつぽいが、リベンジに成功した。1勝1敗とした両者は、7・9立川ステージガーデン大会で行われるコズミック・エンジェルス&カラーズ連合軍(中野たむ、白川未奈、ウナギ・サヤカ、SAKI、清水ひかり、桜井裕子)-DDM(ジュリア、舞華、ひめか、なつぽい、桜井まい、テクラ)の6対6全面対抗イリミネーションマッチを決着舞台に指定した。

 名古屋の第1戦は中野がバイオレット・スクリュードライバーで3カウントを奪い、金網上段でも追いすがるなつぽいを裸絞め葬にしての脱出劇で完勝した。中1日置いての再戦は金網なしの通常ルールで対戦し、奮起したなつぽいが粘り腰を発揮した。なつぽいの先制プランチャで始まった遺恨戦は、場外戦から互いに非情攻撃。マットでもエルボー合戦、ビンタの応酬で意地の火花を散らせた。

 中野に鉄拳で頭部を殴られたなつぽいは、フェアリアルギフトを5連発。さらにフェアリーストレイン(クロスアーム式原爆固め)を繰り出して攻め立てた。中野も大技で応戦して両者がマットで大の字になる熱闘となり、リングドクターが駆けつけて見守った。なつぽいは猛虎原爆の応酬からファウルコンアローも投入し、最後はフェアリーストレインで3カウントを奪った。

 20分31秒の死闘で雪辱を果たしたなつぽいは「これで1勝1敗。次は7・9立川のユニット対抗戦で決着をつけよう。そこで引導を渡してやる」と宣告。中野も「次で完全決着。たたきのめす」と、抗争終着へ腹をくくった。

 一方、キャプテンフォール式ユニット対抗4WAYタッグバトルは、ゴッズアイ(C=朱里、MIRAI、壮麗亜美)、大江戸隊(C=フキゲンです★、渡辺桃、鹿島沙希)、DDM(C=ジュリア、舞華、ひめか)、スターズ(C=岩谷麻優、葉月、コグマ)の12選手が競演。

 MIRAIが鹿島をラリアートで撃沈した後、フキゲンがポスト上段で岩谷ともみ合う朱里をリング下に転落させてオーバー・ザ・トップロープ(OTR)勝ち。フキゲンと岩谷の両キャプテンがエプロンを戦場にすると、舞華とひめかがジュリアを抱えてロケット噴射。標的にされたフキゲンと岩谷が同時に転落して、ジュリアのDDMに凱歌が上がった。

 26日の名古屋大会でクイーンズ・クエストとの金網戦を制した岩谷、葉月、コグマのスターズは、アーティスト王座挑戦を表明。スターライト・キッド、鹿島、渡辺の王者組はこの日の4WAY戦制覇を挑戦の条件にしていた。DDMが勝ったことで、ジュリアは「この3人で挑戦する」と、再アタックを宣言した。

 26日の名古屋大会で3WAY戦を制して初防衛を果たしているキッドは「何回も挑戦したいの。来るものは拒まず」と受諾。7・24名古屋国際会議場大会でDDMとV2防衛戦を行うことが決定的になった。

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