号泣の武尊は会見で絶句「心から申し訳ない」「天心選手には心から感謝」

 1回、那須川天心(右)の左フックを浴びダウンする武尊(撮影・堀内翔)
 那須川天心に敗れ引き揚げる武尊
 2回、那須川天心を攻める武尊
3枚

 「THE MATCH」(19日、東京ドーム)

 武尊(30)=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST=が、那須川天心(23)=TARGET/Cygames=との“世紀の一戦”で、0-5の判定敗けを喫した。

 戦前、キックボクシングの戦績41戦無敗の天心と、40勝1敗の武尊。注目の頂上対決は天心に軍配が上がった。

 敗戦が決まり、武尊は大号泣。試合後の会見では「そうすね。えー」と切り出そうとして10秒間絶句した。そして、言葉に詰まりながら「この試合を実現できたこと、実現するために動いてくれた人たちと、対戦相手の天心選手に心から感謝します」と伝えた。

 落胆を隠せず、会見は1分40秒。「僕を信じてついてきてくれたファンの人達、自分のチームのみんなだったり。そういう人達には心から申し訳ないなと思っています」と謝罪し、「以上です、ありがとうございました」と締めくくった。

 試合は1回終了間際に強烈な左フックでダウンを奪われた。その後は壮絶な打ち合いとなったが、天心に軍配。号泣の武尊はリング上で崩れ落ち、落胆の色を隠せず。退場する際にはファンに頭を下げ続けた。

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