亀田和毅 究極の目標は井上尚弥との対戦「日本が盛り上がるんだったら絶対にしたい試合」

 記者の質問に答える亀田和毅。左はTRYBOX平成西山ジム会長・西山一志(撮影・北村雅宏)
 会見後、ポーズをとる亀田和毅(撮影・北村雅宏)
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 ボクシング亀田3兄弟の三男で元世界2階級王者の亀田和毅(30)が22日、兵庫県西宮市の「TRY BOX 平成西山ジム」で西山一志会長(44)とともに会見を行い、同ジムに所属し、国内で活動していくことを発表した。

 兄で元世界3階級王者の亀田興毅氏(35)が会長を務める3150ファイトクラブに所属していた和毅は3月末で同ジムとの契約を解除していた。今後、国内活動を行うためには所属先が必要となり、3月に日本プロボクシング協会への加盟と日本ボクシングコミッション(JBC)への新規登録が完了したTRY BOXジムへの所属を決めた。「海外でそれなりには試合はできたかなと思っている。日本でチャンピオンになって大きい試合を日本でしたい。応援していただいている方の目の前で戦いたいという気持ちが一番強い」。現在はJBCが解散したことで、ジム移籍の受け付けが停止している状況のため、業務再開次第、移籍が完了する。

 究極の目標はWBAスーパー・IBF世界バンタム級王者の井上尚弥(大橋)との対戦だ。「それはもちろん、そこは変わりなく。一番強いチャンピオンと戦いたい。あとは日本が盛り上がるんだったら、それは絶対にしたい試合。そのためには今年、王者になって、来年に井上チャンピオンが(階級を)上げて来た時に挑戦を受ける試合ができたら最高かなと思います」と思いを語った。

 兵庫県を拠点とするのは人生初。兵庫のイメージは「神戸牛ですか」と笑った。先日には、メキシコ人のシルセ夫人との間に20年5月に誕生した長男・望有くんとハーバーランドの「神戸アンパンマンこどもミュージアム」を訪れたという。新たな環境で、ボクシング人生最終章に突入する。

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