RISE・那須川天心、減量苦だった「こんなの人生で1回もない。力入らなかった」

 キックボクシングRISE世界フェザー級王者の那須川天心(23)=TARGET/Cygames=が3日、都内でRISEでの最後の試合を終えてからの一夜明け会見に出席した。

 前日は天心の父弘幸氏がセコンドに付いた風音(23)=TEAM TEPPEN=との同門対決で、一進一退の熱戦の末に2-0の小差判定勝ち。ホームのRISEからの卒業をキックボクシングと総合格闘技合わせてデビュー46連勝で飾った。

 天心は苦戦の原因を「感情的になっていたのはありました。追い込み期間からいろいろあったんですけど、体に力が入らなかったというか、自分の中でモヤモヤしたものがあったので、その中で勝ちを得られたのは一個のくくりとしてはよかった。課題はたくさん残る試合だった」と説明。1日の前日計量後には体の水分を排出する、いわゆる水抜きで2時間で4キロ減量したことを明かしており、その影響を問われると「今回めっちゃ追い込んだんですよ。期間が長くて、RISEで最後の試合でもあるし、ずっと疲れている状態を繰り返していたので。最初は体重は落ちていたんですけど、最後、追い込んだりしたら逆に増えちゃって、こんなの人生で1回もないなと思って。2週間前ぐらいは体重も落ちないし、3日ぐらい飯取らなくでフラフラだったんですけど、それでも回復して、いざ試合したらあんまり力入らなくてヤベエみたいになった」と語った。

 6月19日にはK-1の武尊との大一番を戦い、ボクシングへ転向する。最後はRISEへの思いを熱弁し、「僕はいなくなるんですけど、いい選手もいますし、自分たちでRISEを作っていって欲しい。僕もキックはあと1試合で卒業するんですけど、心の中ではRISEを応援していますし、RISEのチャンピオンとしていろんなリングに上がりたいと思っているので、本当にたくさんの思い出をありがとうございました」と感謝した。

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