矢吹正道ぼう然、初防衛失敗 世界への再挑戦「わからない。今回に全てをかけていた」
「ボクシング・WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ」(19日、京都市体育館)
前王者の寺地拳四朗が3回1分11秒KOで王者の矢吹正道に圧勝し、因縁のダイレクトリマッチを制した。矢吹は昨年9月に10回TKOで獲得した王座の初防衛に失敗した。
右を食らって後頭部をキャンバスに強打した。因縁のリマッチとなった初防衛戦で粉砕された矢吹は「あんなインファイトをしてくるとは予想しなかった。右も一発も打たずに終わった」とぼう然。リングネームの由来「あしたのジョー」さながらの好戦的なスタイルと強打。持ち味を出せぬままの敗戦はあまりに苦かった。
世界への再挑戦は「わからない。今回に全てをかけていたので」と矢吹。リングサイドでは妻の恭子さん(28)と長女の夢月さん(11)、長男の克羽君(8)が見守った。泣きじゃくる子供たちを前に、恭子さんは「負けたままで終わるのは悔しい」と気丈に語った。不屈のジョーのように、また立ち上がることができるのか。




