新日本・内藤 オカダに前哨戦9連勝!本番で勝てないジンクス「余計なお世話だぜ」

 「プロレス・新日本」(13日、エディオンアリーナ大阪)

 IWGP世界ヘビー級選手権試合(20日、北海道立総合体育センター北海きたえーる)の前哨戦がタッグマッチで行われ、挑戦者の内藤哲也が王者のオカダ・カズチカに勝利し、前哨戦を9戦9勝とした。

 試合は王者の棚橋弘至にSANADAが挑戦するIWGP USヘビー級選手権試合(19日、北海道立総合体育センター北海きたえーる)の前哨戦も兼ね、内藤はSANADAと組んでオカダ、棚橋組と対戦。内藤組はオカダを捕まえ、前哨戦で集中攻撃している左膝をこの日も攻めて優位の試合を進めた。

 しかし、オカダも内藤にリングの内外でDDTを連発し、棚橋も内藤とSANADA2人に向けて場外へのハイフライフローを発射するなど反撃。そして棚橋がSANADAをがっちりとテキサスクローバーホールドで捕らえ、オカダも内藤をマネークリップで絞め上げてアシストしたが決めきれず。終盤は内藤と棚橋が激闘を繰り広げ、内藤がカットに入ったオカダが繰り出したレインメーカーをかわしてデスティーノで排除すると、最後はバレンティアからのデスティーノで棚橋を葬った。

 試合後、マイクを持った内藤は「IWGP世界ヘビー級チャンピオン(オカダ)が、今日の前哨戦が一つポイントになると言ってたんですが、今日も内藤、SANADA組が勝利」と高らかにアピール。「これで前哨戦は9戦9勝。よく前哨戦を勝った人間は本番、タイトルマッチで勝てないと言う話を聞きますが、前哨戦をすべて勝ち、タイトルマッチを勝ち、そして完璧な勝利をSANADAとオレは目指したいと思います」と宣言した。

 インタビューでも内藤は、前哨戦を勝った者が本番では勝てないと言われているジンクスに触れ、「余計なお世話だぜ」と一蹴。「でも、このままで行くと前哨戦をすべて勝ち、タイトルマッチを迎えてしまうんじゃない。そこで勝ったら気持ちいいな。こんな気持ちいい勝利はないよ。オレは前哨戦すべて勝ち、そしてタイトルマッチでも勝つ、完璧な勝利を目指していきますよ」と不敵な笑みを浮かべた。

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