RIZIN 平本蓮が鈴木千裕と対戦!謙虚に「カッコつけてる自分をぶっ壊せた」

 総合格闘技(MMA)のRIZINは2日、都内で会見を開き、配信特化型のランドマーク大会(3月6日、東京都内某所)で平本連(23)=ルーファスポーツ=と鈴木千裕(22)=クロスポイント吉祥寺=が対戦すると発表した。

 K-1出身の平本はこれがRIZIN2戦目。20年大みそかのRIZINデビュー戦では萩原京平(SMOKER GYM)に2回TKOで敗れ、21年大みそか大会のリング上で萩原とのリベンジ戦を要求していた。21年9月から約3カ月、米国で有力団体ベラトールのバンタム級王者セルジオ・ペティス(米国)らとともに練習を重ねており、21年12月にペティスがRIZINバンタム級王者の堀口恭司(アメリカン・トップチーム)の挑戦を4回KOで退けた試合ではセコンドを務めた。

 対する鈴木はMMAからキックボクシングに転向後、再びMMAにも参戦してこれがRIZIN3戦目。21年9月の初戦では昇侍(KIBAマーシャルアーツクラブ)にわずか1回20秒でTKO負けしたが、同年11月の2戦目では山本空良(パワーオブドリームジム)に判定勝ちした。

 萩原は挑発的な言動で知られるが、この日は「総合格闘技に転向したとき、K-1での実績とかいろんなものを含めてカッコつけてるばっかの自分がいて、MMAのデビュー戦で自己破壊ができて、つまらない固定概念を持った自分をぶっ壊せた」と切り出し、「去年1年かけてやって来たので、前振りはもうツイッターでさんざんついたと思うので、マジで最高の試合をします」と謙虚にコメント。続いて鈴木が「もちろんボクも最高の試合をするので。ボクも総合格闘技からキックに行って、MMAにもう1回挑戦して…」と熱く語ると、平本は「話し長いから、もうちょっと短く」と苦笑しながら突っ込みを入れた。

 RIZINの榊原信行CEOは平本の相手が希望していた萩原にならなかったことについて、鈴木が1月にキックボクシングKNOCK OUTの大会で快勝したことなどを理由に挙げ、「旬なもの、勢いのあるものをキャスティングできたらということで、鈴木千裕選手に逆オファーをした」と説明。平本も了承したという。

 同大会では、昇侍-鈴木博昭(BELLWOOD GYM)戦、魚井フルスイング(和術慧舟会HEARTS)-伊東空也(BRAVE)戦も行われることが発表された。

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