宮崎亮 昨年12月復帰戦翌日に第3子誕生「去年一番うれしかった」祝勝会中に陣痛

 対戦相手を募集した(左から)亀田興毅会長、宮崎亮、亀田大毅副会長=3150ファイトクラブ
会見する(左から)亀田興毅会長、宮崎亮、亀田大毅副会長=3150ファイトクラブ
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 ボクシング元世界3階級王者で3150ファイトクラブの亀田興毅会長(35)と元世界2階級王者の亀田大毅副会長(33)が14日、大阪市内の同ジムで会見し、4月に大阪府内で予定する次回興行に出場する元WBA世界ミニマム級王者・宮崎亮(33)=3150=の対戦相手を破格の報酬で公募することを発表した。

 宮崎は昨年12月に5年4カ月ぶりの復帰戦に臨み、3回2分11秒TKOで寺次孝有希(ミサイル工藤)に3回TKO勝ち。ブランクを感じさせず、元世界王者の片鱗を見せたことで、マッチメークはさらに難しくなったと興毅会長は説明する。通常のノンタイトル8回戦でのファイトマネーの相場は30万円。今回は倍額の60万円を保証。さらに宮崎に勝てば、プラス100万円のボーナスも用意するという破格プランで対戦相手を募る。

 宮崎は「中途半端な気持ちでボクシングをやっていない。誰が来てもいい。怖いものはない」と余裕の表情。目標を世界王座復帰に定めており、最短でのルートを望む。ランカーなど強豪の応募を期待した。応募期限は1月末まで。3150ファイトクラブのメールアドレス(info@3150fc.com)で受け付ける。

 昨年12月16日の復帰戦の翌日となる17日に末衣夫人(33)が第3子次男・謙信くんを出産した。予定日は試合日の前だったが、生まれる様子がなかったため、末衣夫人も復帰戦を会場で観戦。翌日に焼き肉店で家族での祝勝会をしていたところ陣痛が来て、タクシーで病院に直行して無事出産。宮崎は「去年一番うれしかった」と笑顔で振り返った。父親の自覚を新たにし、家族のためにも世界王者に返り咲く。

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