ノア・拳王、新日本を猛批判「困っているからオレたちの力を借りようとしてんだろ」

 ベルトを死守した拳王
 清宮海斗(左)の後頭部に強烈なキックを放つ拳王
 清宮海斗(手前)にスリーパーホールドを決める拳王
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 「プロレス・ノア」(1日、日本武道館)

 GHCナショナル王者の拳王が、ノアとの対抗戦が行われる1月8日の新日本プロレス・横浜アリーナ大会を前に、業界最大手の新日本を猛烈に批判するとともに宣戦布告した。

 この日、金剛を率いる拳王は清宮海斗の挑戦を受け、壮絶な戦いを繰り広げた末、最後は頭部へのハイキックでレフェリーストップに追い込んで2度目の防衛に成功。そして、メインイベントで盟友の中嶋勝彦が潮崎豪の挑戦を退けてGHCヘビー級王座3度目の防衛に成功した後、リング上で喜びを分かち合うと、マイクを持って激しい口調で演説を始めた。

 まずは、IWGP世界ヘビー級王者の鷹木信悟が対抗戦に「メリットがない」とし、オカダ・カズチカが新日本をオリンピックとすればノアを高校と例えるなど、新日本の選手が見下すような発言をしていることに反発。「メリットがない?テメエらが困っているからオレたちの力を借りようとしてんだろ。何年も何十年も日本プロレス界のトップにいるから、テメエらの考えがおかしくなってんじゃねえのか。いつまでも調子に乗ってんじゃねえぞ」と批判した。

 さらに、「いつまでも新日本プロレスが日本のトップ。そんな序列で日本のプロレスを見たいか?テメエらにこの序列を覆す歴史の証人になってもらいたいんだ。オレたちがやるぞ。何が新日本がトップだ。面白くねえだろ?面白くねえだろ?」とファンに問いかけ、「2022年、日本のプロレス界の序列を変えるスタートだ。令和プロレス革命のスタートだ」と宣言した。

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