全日本・A小林、ハードコア戦で三冠王者リーを血祭り 来年1・2挑戦へ

 大流血したジェイク・リーを攻めるアブドーラ・小林
 3冠王者のジェイクリ・リー(下)挑戦を表明するアブドーラ・小林
 ジェイク・リー(右)にラリアットを決めるアブドーラ・小林
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 「プロレス・全日本」(5日、後楽園ホール)

 大日本プロレスのアブドーラ・小林が同門のドリュー・パーカーと組んでのハードコアマッチで、三冠ヘビー級王者ジェイク・リー、大森北斗組に勝利し、来年1月2日の後楽園ホール大会でリーに挑戦することを要求した。

 得意の土俵に立った小林とパーカーは奇襲を豪快なリーのハイキックで迎撃されるなど序盤は相手組にペースを握られたものの、次第に本領を発揮。小林がリーの頭部にフォークを突き刺して大流血させ、ラリアット、バカチンガーエルボードロップなどで攻勢に出る。

 そして、パイプイスを、底が抜けるほどの力でたたきつけ、パーカーがスワントーンボムで追撃。最後は小林がまたもバカチンガーエルボードロップを投下して、リーから文句なしの3カウントを奪った。

 小林はマイクを持つと「三冠王者様、オレたちの土俵に出てきてくれたことをちょっとだけ認めてやる。でも、これは下の下の下。大日本はもっと激しいぞ」と勝ち誇り、「土俵に上がってきてくれたお礼をしよう。オレも礼を尽くすよ。次の三冠王者のチャレンジャー、オレがいいんじゃないか」と、グロッキー状態のリーに要求した。

 続けて観衆に小林コールをあおると、「決定みたいだな。やるなら早い方がいい。正月ぐらいがいいんじゃないか。(来年)1月2日はBJW(大日本)もあるし。返事はできそうにないな。お前の本丸でやってやる」と、昼に全日本、夜に大日本の興行が予定されている来年1月2日の後楽園ホールでの挑戦を要求した。

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