オカダが権利証防衛!G1優勝の扱いに不満「新日本が軽く見てんじゃないの?」

 「プロレス・新日本」(6日、エディオンアリーナ大阪)

 東京ドーム・IWGP世界ヘビー級王座挑戦権利証争奪戦が行われ、権利証保持者のオカダ・カズチカがタマ・トンガの挑戦を退けた。

 オカダは権利の証として同権利証の代わりに要求したIWGP世界ヘビー級王座に統合されたIWGPヘビー級王座のベルトを手に登場。戦いは序盤、優勝したG1クライマックスで唯一の黒星をつけられたトンガに、ロープ越しのガンスタンを見舞われて守勢に回ってしまう。高さのあるミサイルキック、マネークリップなどで反撃するが、花道でトンガンツイストを浴びるなどペースをつかめない。

 熱闘は終盤、オカダが自身の得意技であるツームストーンパイルドライバーでマットにたたきつけられ、トンガ得意のダブルアームドライバーDSDを狙われるピンチに陥るも丸め込んで脱出。その後はトンガが執ように狙うガンスタンを許さず、トンガがヴェレノを繰り出したところを開脚式スームストーンパイルドライバーで切り返し、最後はレインメーカーを放って3カウントを奪った。

 試合後、オカダは「やっぱり、G1クライマックスチャンピオンとして、何も証がないじゃない。権利証持って1カ月、あんだけ戦って、『優勝しました。権利証です。次のシリーズからセミファイナルで頑張ってください』。なんなの、これは。オリンピック、金メダル取って、そんなことありますか」とG1クライマックス優勝の扱いに対しての不満を吐露。「G1クライマックスをね、みんなが、新日本プロレスという会社が軽く見てんじゃないの?。G1クライマックスというのは、ただ東京ドームで挑戦権利証をかけるだけのものじゃない。G1クライマックスのチャンピオンなんだから。1月4日、東京ドームで…」と持論を展開した。

 この後、IWGP世界ヘビー級王者の鷹木信悟がザック・セイバーJr.を破って3度目の防衛に成功すると、オカダはリングに上がって「G1クライマックスAブロック予選敗退、鷹木信悟として、このオカダ・カズチカにかかってこいこの野郎!」などと上から目線で宣戦布告。鷹木からは1月4日の東京ドーム大会での対戦を指定された。

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