矢吹正道 JBC回答は「当たり前の結果」

 ボクシングのWBC世界ライトフライ級王者の矢吹正道(29)=緑=が2日、松尾敏郎会長と名古屋市中区の愛知県公館を訪れ、大村秀章愛知県知事を表敬訪問した。知事との会談後に取材に応じ、バッティング騒動に言及した。

 発端は世界戦の9ラウンド、寺地拳四朗が右目上をカットしたシーン。寺地陣営は故意のバッティングではとJBC(日本ボクシングコミッション)に質問状を送付した。JBCは故意ではないと回答し、矢吹はこの日「当たり前の結果が出たという感じ」と語った。

 寺地との再戦の話も取り沙汰されている。「(再戦指令が出るのか)はっきりしてほしい。早く次の試合を決めたい。指令が出たら、もちろんやります」と言葉に力を込めた。

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