新日本G1・オカダ7年ぶりV 飯伏がPスプラッシュ自爆で戦闘不能に

優勝したオカダ・カズチカ=日本武道館
負傷した飯伏幸太(下)慰めるオカダ・カズチカ=日本武道館
飯伏幸太(左)にドロップキックを決めるオカダ・カズチカ=日本武道館
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 「プロレス・新日本」(21日、日本武道館)

 20選手が争うシングルリーグ戦「G1クライマックス」の優勝決定戦が行われ、オカダ・カズチカが3連覇を狙った飯伏幸太を破って7年ぶり3度目の優勝を果たした。

 序盤は静かなグラウンドの攻防を展開。場外へ戦場が移ると、飯伏がハーフネルソンスープレックス、オカダが花道でDDTと、厳しい技を繰り出し合った。オカダは執ようなマネークリップで飯伏をいたぶると、一気に勝負を付けようとレインメーカーを繰り出すが、飯伏はそれをかわしてのカウンターのラリアットで反撃。トップロープからの見事なラ・ケブラーダを成功させ、シットダウン式ラストライドで追い打ち。オカダのレインメーカーをかわしてハイキックを繰り出し、跳びヒザ蹴りからカミゴェを発射したが、オカダはカウント2ではね返した。

 そして飯伏は封印していたフェニックススプラッシュを発射。だが、オカダは寸前で回避すると、飯伏はマットに右腕を打ち付けて試合続行不能となり、無情のゴングが打ち鳴らされた。

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