国本陸 日本王座挑戦初回KO負けから再起へ 来春にも再挑戦が内定

 ボクシングの六島ジムは7日、大阪市内で会見を開き、12月19日に大阪・住吉区民センターで自主興行「You will be the Champion11」を開催することを発表した。メインイベントではWBOアジアパシフィック・バンタム級王者の西田凌佑(25)=六島=が同級11位の大橋哲朗(22)=真正=と初防衛戦を行う。セミファイナルは日本ミドル級1位の国本陸(24)=六島=が京原和輝(24)=久留米櫛間&別府優樹=とミドル級6回戦で対戦する。

 国本はこの試合が再起戦となる。今年5月に4戦全勝(2KO)と勢いに乗って日本同級王者の竹迫司登(ワールドS)に挑戦。しかし打ち合いを仕掛けたところ2度のダウンを浴びて初回2分46秒KO負け。あっけなくタイトル獲得の夢は散った。「負けたんですけど、やってる時は『行けるわ』という感じがあった。1ラウンドから行きすぎず、パワーに頼りすぎないボクシングもしていきたい」と初黒星で露呈した課題を見つめる。

 しかし初回KO負けを喫したとはいえ、依然としてランキングは1位のまま。竹迫への挑戦意思を示すランカーも国本以外に誰もおらず、来春のチャンピオンカーニバルでの再挑戦が内定しているという。今回の試合で新たなスタイルも試し、タイトル再挑戦に向かう。

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