ボクシングのＷＢＯ世界スーパーフライ級王者の井岡一翔（３２）＝志成＝が２日、同級２位フランシスコ・ロドリゲス（メキシコ）を判定で破って３度目の防衛を果たしてからの一夜明け会見をオンライン上で開いた。「全然満足していない。思うようにできない内容」と振り返る苦戦。だが、「無事に終えて勝てたこと、それに尽きる」と話した。

　今後は、試合後に語ったＩＢＦ同級王者ジェルウィン・アンカハス（フィリピン）と大みそかの王座統一戦を改めて希望。その先には１０月に対戦するＷＢＡ・ＷＢＣ同級王者ファン・フランシスコ・エストラーダ（メキシコ）と元世界４階級制覇王者ローマン・ゴンサレス（ニカラグア）の勝者と「４本のベルトをかけてやりたい」と、４団体統一戦を目標に掲げた。