ジュリア&朱里が“天才コンビ”岩谷&コグマ撃破V3「防衛記録更新目指そうかな」
「プロレス・スターダム」(4日、横浜武道館)
タッグ王座のゴッデス・オブ・スターダム選手権試合が行われ、王者のジュリア、朱里組が岩谷麻優、コグマ組を破って3度目の防衛に成功した。
天才と呼ばれる“スターダムのアイコン”岩谷と、1カ月前に6年ぶりの復帰を果たしてから快進撃を続け、岩谷から天才と呼ばれるコグマの天才タッグを迎え撃った王者組。コグマを長時間捕まえるなど優位に試合を進めたが、コグマがジャイアントスイングで振り回すジュリアに岩谷がキックを放つなど挑戦者組の連係技、コグマのコーナーから場外へのプランチャなどで逆襲される。
それでも終盤、コーナー上で岩谷に人間風車を見舞うジュリアを朱里がスープレックスで投げ捨てる合体技で岩谷を排除。最後は粘るコグマに朱里がハイキックをたたき込み、ジュリアがバックドロップからのデスバレーボムでトドメを刺した。
マイクを持ったジュリアは「このベルトはな、あいつら天才っつても、タッグ同士で信頼しあってねえと獲ることができねえんだよ」とアピール。続けて、「もし、まだ2人が今後タッグを続けていくんだったら、次やったらもっと面白くなりそうだね」と再戦に興味を示して握手を求めたが、コグマは2人に痛烈な張り手を見舞い、岩谷と去っていった。
そして、ジュリアは次期挑戦者の林下詩美、上谷沙弥組の名を口にし、「うちらはいつ何時、どんな相手の挑戦でも受けて勝ってみせる。最多防衛記録(10度)更新した。目指そうかな」と豪語。朱里は「まさか最後、張られるとは思ってなかったから、めっちゃおもしろいヤツでビックリしたねえ」とコグマに感心。この日にウナギ・サヤカが自身の持つSWA世界王座への挑戦に名乗りを上げたことを受け、「私はシンデレラ・トーナメントで負けました。でも、私は弱くない。(ウナギは)強くなりたいんだよね。上に行きたいんだよね。私がプロレスの強さ、怖さを刻み込むから覚悟しとけよ」と上から目線で受諾した。