大仁田、爆殺星 クロちゃんと最終決戦へ
「プロレス・爆破甲子園」(2日、鶴見青果市場)
4組参加のタッグトーナメントで大仁田厚組が優勝。大仁田は、抗争を繰り広げている安田大サーカスのクロちゃんと電流爆破の最終決戦を行うことが決定的となった。
大仁田は1回戦で敗れたが、共同で大会をプロデュースする高木三四郎に不服を唱え、決勝戦を全員参加の8人タッグ戦に変える強権を発動。最後は自ら、通常の3倍の威力という新兵器の電流爆破五寸釘Wブラシでササダンゴを爆殺した。
大仁田はクロちゃんと20年8月に対戦して勝利したが、同年12月には敗北。再戦を要求していたが、この日に出場したのは“クロ”違いの黒田哲広だった。試合後は高木に「お前、2月に再戦させると言ったな。今何月だ」などと詰め寄り、高木は「約束します。最終決着戦のしかるべき場所を用意します」と明言した。