WBC世界Lフライ級戦調印式・王者の拳四朗は圧勝宣言、挑戦者の久田「圧倒的な力で」

 「ボクシング・WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ」(24日、エディオンアリーナ大阪)

 調印式が22日、大阪市内で行われ、王者の寺地拳四朗(29)=BMB=と挑戦者で同級1位の久田哲也(36)=ハラダ=が意気込みを示した。

 これが8度目の防衛戦となる拳四朗は減量の影響のためか声にやや力がなかったが、「本当に勝つだけ。それだけが目標。あとは計量をしっかりクリアして、体調もいいので勝つだけです」と冷静にコメント。2度目の世界挑戦である久田は「コンディションも良く、気持ちも乗っています。ボクが世界チャンピオンになる日はもうすぐという気持ちでワクワクしています」とアピールした。

 戦いのポイントについて、拳四朗は「いつも通りの戦いができれば問題はないと思っているので、焦らず自分のペースで戦えたら」と余裕の表情で語ると、久田は「チャンピオンをいつも通りにさせないことだけじゃないですかね」と不敵な笑みを浮かべた。

 新型コロナウイルス感染が拡大している中の戦いに拳四朗は「観戦者がすごく増えているので、みなさんに声を出さないとかしっかり守ってもらって、ボクは最高のパフォーマンスを見せるだけ。みなさんの声が出ないぐらいの強い試合をしたい」と意欲。

 勝てば長谷川穂積の35歳を上回る日本史上最年長36歳での世界王座奪取となる久田は「この年齢でも戦えること、夢をかなえることができるということを、いろんな方に示すことができて、感動、勇気を与えられる試合ができるように頑張ります」と誓った。

 そして、拳四朗が「圧倒的な強さで勝つ。それだけです」と自信を示せば、久田は「チャンピオン以上に圧倒的な力で僕が勝ちます」と応戦した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ファイト最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ファイト)

    写真

    話題の写真ランキング

    リアルタイムランキング

    注目トピックス