新日本・KENTA“棒”に救われ失格回避「YOSHI-HASHIはオイ、オイ言い過ぎ」

 YOSHI-HASHI(左)の顔面にキックを放つKEEP
 YOSHI-HASHI(左)強烈なエルボーを叩き込むKENTA
 YOSHI-HASHI(右)を場外に突き落とすKENTA
3枚

 「プロレス・新日本」(10日、横浜武道館)

 20日に石森太二、高橋裕二郎と組んでNEVER無差別級6人タッグ王者のYOSHI-HASHI、石井智宏、後藤洋央紀組に挑戦するKENTAが前哨戦で勝利した。

 KENTAは石森、裕二郎に外道とEVILを加えた5人で、YOSHI-HASHI、石井、後藤、矢野通、棚橋弘至組と対戦。YOSHI-HASHIの持ち道具である棒を奪って自分のものにし続けているKENTAはこの日も棒を持って現れた。戦いは一進一退の熱戦となり、最後はKENTAとYOSHI-HASHIの一騎打ちに。KENTAはコーナー最上段からエプロンサイドに落とされ、スライディングキックを受けて場外に落下。オーバー・ザ・トップロープで失格と思われたが、なんと棒の上に着地し、地面に足が付いていないことをアピールして失格を逃れた。

 再び戦いの場が場内に戻ると、KENTAはYOSHI-HASHIのカルマを切り抜けて背後を取り、トップロープの上から場外へ放り投げることに成功。YOSHI-HASHIは棒の置いてある所に落下したが、着地の寸前で石森が棒をずらしてしまい、KENTAのように失格を回避することはならず敗れ去った。

 試合後のKENTAは棒に口づけをし、「ありがとう。いや、まさか、マジで棒ちゃん、助けてくれたんだ。ありがとう」と感謝した。かねてからYOSHI-HASHIをブス呼ばわりしており、「(棒が)こんなに活躍した。あのブスの(持っていた)時、見たことある?なんにもしていない。ただ置かれて」と嘲笑。YOSHI-HASHIは棒を振り回していたことから、「いつの時代だって棒を振り回したらダサいんだから。結局、何が言いたいかって言うと、YOSHI-HASHIはコメントの時、いちいち『オイ、オイ』って言いすぎってこと」とこき下ろした。

 また、28日の鹿児島・西原商会アリーナ大会でKOPW2021保持者の矢野に挑戦するEVILは参謀ディック東郷とともにバックステージへ矢野を連行。矢野がこの試合に持ち込んだ黒頭巾を矢野にたたきつけ、「いいか、矢野、KOPW、ダークネスマッチやってやる」とルールを要求して暴行を加えた。

 2人が去ると矢野は「ちくしょう。テメエらがやる気だったらな、この黒頭巾であいつもな、暗闇の恐怖に、見えない恐怖に陥れてやる」と宣言。「オレが提案するルールは、暗黒創造黒頭巾マッチだ。この黒頭巾で暗闇を作り出して決着をつける」とルールの対案を出した。

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