新日本・鷹木 初の前哨戦でオスプレイ撃破!世界ヘビー奪取して「オカダの前に立つ」

 ウィル・オスプレイ(左)に強烈なラリアットを叩き込む鷹木信悟
 ウィル・オスプレイ(下)を場外に突き落とす鷹木信悟
 エプロンでウィル・オスプレイを担ぎ上げる鷹木信悟
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 「プロレス・新日本」(10日、横浜武道館)

 5月4日の福岡国際センター大会でIWGP世界ヘビー級王者ウィル・オスプレイに挑戦する鷹木信悟が初の前哨戦である8人タッグのイリミネーション戦で勝利した。

 鷹木はロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの盟友である内藤哲也、SANADA、BUSHIと組み、ユナイテッド・エンパイアのオスプレイ、ジェフ・コブ、アーロン・ヘナーレ、グレート‐O‐カーン組と激突。8人が入り乱れた熱戦は終盤、1人残りとなった鷹木が2人残りのコブとオスプレイを迎え撃つ苦しい状況に追い込まれた。

 鷹木は2人がかりの攻撃でピンチに追い込まれたものの、同士打ちを誘って、まずはコブをオーバー・ザ・トップ・ロープで失格させる。そして、オスプレイとの一騎打ちとなると、気合をみなぎらせて熱い打撃戦を展開。戦いの場がエプロンサイドに移っても長時間の激闘を繰り広げ、最後は飛びついてきたオスプレイをデスバレーボムのような形でリング下にたたき落とし、オーバー・ザ・トップロープで失格させて勝ち残った。

 試合後はマイクを握り、「オスプレイ、最後のは効いたろ。大事な大事な先手はオレがいただいた」と勝ち誇った鷹木。4日の両国国技館大会で、オスプレイが最初に鷹木の挑戦を受け次にオカダ・カズチカの挑戦を受けると発言したことを持ち出し、「次はオカダか。心配すんな。お前は福岡でオレに叩きつぶされるんだ。次はねえよ、この野郎」とほえて、観衆の拍手を呼んだ。続けて、「最近、お前、口癖のようにレベルの違いって言っているけど、いい機会だからハッキリ言っといてやるわ。お前らユナイテッド・エンパイアとオレたちロス・インゴベルナブイス・デ・ハポンはハッキリ言ってレベルが違うんだよ。そのレベルの違いは、今シリーズ、とことん見せてやるからな」と自信たっぷりに宣言した。

 インタビューでは、「オスプレイ、大丈夫か。肩も痛い、今日のでもしかしたら腰もケガしたんじゃねえか」と気遣う言葉も口にしながらも、「そんなこと知らねえよ。しょせんリングは弱肉強食だ」とばっさり。福岡大会での勝者が5月29日の東京ドーム大会でオカダの挑戦を受けることにも言及し、「もう一つ気気にくわねえのはオカダだ。この前の両国、一言もしゃべってねえのに、ドームのメインが決まってんのか。さすがだな。何が何でもオスプレイを避けて、東京ドーム、オカダの前に立ってやるからな」とほえた。

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