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拳四朗 4・24久田とV8戦「強い姿見せないとダメ」不祥事反省し王者の自覚

 「ボクシング・WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ」(24日、エディオンアリーナ大阪)

 王者の寺地拳四朗(29)=BMB=が5日、都内の三迫ジムで、挑戦者で同級1位の久田哲也(36)=ハラダ=との8度目の防衛戦へ向けた練習をオンライン上で公開し、恩返しの圧勝を誓った。

 拳四朗にとって1年4カ月ぶりの試合。コロナ禍の影響に加え、昨年12月に予定されていたこの試合が自身が起こした器物損壊騒動により中止となり、JBCから3カ月のライセンス停止と6カ月の社会奉仕の処分も受けて長いブランクが空いた。

 この日はシャドーボクシング、ミット打ち、サンドバッグ打ちで調整し、「すごく順調にいっています」と好調をアピール。減量も「水を抜いていないのでまだ結構ありますけど、順調に落とせています。大丈夫だと思います」と強調した。

 久田の印象については「あまり動画を見ていないので」といい、対策に関しては「自分の動きを極めていっている感じで、相手動向というのはそこまで考えていない」と話した。

 現在は重心を下げて体が浮かないようにすることに取り組んでいる。指導する三迫ジムの加藤健太トレーナーは「見た目が変わっているかと言えば変わっていない」と話しつつ、「重心をコントロールできるイコールすぐ次の動きに移れることにつながる。ディフェンスから攻撃への切り替えとか、その逆も、速くはなっていないですけど継続性を持って移れるようになっている」と効果を説明した。

 また、加藤トレーナーは不祥事によるブランクを経験して自分と向き合うようになったことで、精神面が成長したと感じている。「今までは言うとおりに動いていれば勝てるというぐらいの感じでやってきたと思うんですけど、自覚が出てきたと思う。会話も質問とかが増えてきて、ボクシングを深く話し合える時間が増えた。やったことはよくないですけど、しっかり反省して、自分の行動がこれだけ影響を与えると自覚したでしょうし、自分自身で考えないといけないということが行動に移ってきている」と目を細めた。

 拳四朗も「自分で納得もできて考えられるようにもなりましたし、気になったことは聞いたり、こうした方がいいんじゃないかという相談はさせてもらっている」と自覚。「強いチャンピオンとして恥じないボクサーになりたい。意識高くボクサーらしくなりたい」と胸に刻む。

 目指すのは恩返しの勝利。「絶対に勝つって決めています。本当に迷惑をたくさんの方にかけて、応援してくれる方も裏切る形になったので、強い姿を見せないとダメ。ただ勝つだけじゃなくて、いい内容。KOだったり圧勝だったりで勝つのが絶対だと思っている。復活したところを見せたい」と自ら義務づけた。

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