天海ツナミVS緒方汐音 4・4堺で今年西日本初のボクシング世界戦

 「ボクシング・WBO女子世界ライトフライ級タイトルマッチ」(4月4日、堺市産業振興センター・イベントホール)

 WBO女子世界フライ級タイトルマッチの開催会見が5日、オンライン上で行われた。3度目の防衛を目指す王者の天海ツナミ(36)=山木=が、前東洋太平洋女子同級王者の緒方汐音(32)=寝屋川石田=を挑戦者に迎え、4月4日に堺市産業振興センター・イベントホールで開催される。今年、西日本で開催される初の世界タイトルマッチとなる。試合は会場最大収容の約半数となる400人の観客を入れて開催を予定している。

 敵地に乗り込んで3度目の防衛を目指す天海は「(挑戦者は)スピードがあってフットワークが上手。自分のやってきたことに自信を持って戦いたい」と攻略を描いた。

 初の世界戦を迎える緒方は12年4月のデビューから6試合で1度しか勝てなかった。それでもあきらめず力をつけ、10年目で世界戦の舞台にたどりついた。「1勝5敗からはい上がってきた。4回戦で止まっている選手や負け越している選手にあきらめずに頑張ろうと思ってもらえたら最高なので必ず世界獲りたいと思います」と意気込みを示した。

 元WBA世界スーパーウエルター級暫定王者の石田順裕会長(45)にとっては会長として初の世界戦を迎える。「汐音は1勝5敗からコツコツやってきた選手。気持ちを前面に出して熱い試合を期待します」と師弟王者を目指す。

 戦績は天海が27戦17勝(12KO)9敗1分け。緒方が18戦11勝(3KO)6敗1分け。

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