日系レスラーのディーン樋口さん死去 元WWWFタッグ王者、猪木の東京プロレス参戦

 日系米国人の元プロレスラー、ディーン樋口さん(本名ディーン・ヒグチ)が現地時間の2月20日にカナダで死去していたと、1日に複数の海外メディアが報じた。80歳。死因は慢性外傷性脳症。

 樋口さんは米国ハワイ出身。ボディービルで高い実績を残し、62年に米国本土でプロレスデビュー。当時の日系レスラーでは珍しい善玉として活躍し、68年には当時世界最高峰の団体NWAの世界ヘビー級王者ジン・キニスキーに挑戦した。

 69年にディーン・ホーと中華系のリングネームに変更し、73年にはトニー・ガレアとのコンビでWWWF(現WWE)世界タッグ王座を奪取。83年に引退した。来日は2度。66年に豊登、アントニオ猪木らがいた東京プロレス、78年に国際プロレスに参戦した。

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