オカダ、また東郷介入のEVILに激怒「新日本が築いたものを壊すんじゃねえよ」

EVIL(右)にマネークリップを決めるオカダ・カズチカ=後楽園ホール
オカダ・カズチカ(下)の後頭部にケリを入れるEVIL=後楽園ホール
E(左)にドロップキックを見舞うオカダ・カズチカ=後楽園ホール
3枚

 「プロレス・新日本」(14日、後楽園ホール)

 2月27日の大阪城ホール大会でEVILと一騎打ちするオカダ・カズチカが前哨戦でディック東郷の介入を受けて敗れ、怒りの制裁を予告した。

 10人タッグのイリミネーション戦で、オカダは矢野通、YOSHI-HASHI、後藤洋央紀、石井智宏と組んでEVIL、チェーズ・オーエンズ、タンガ・ロア、タマ・トンガ、ジェイ・ホワイト組と対戦。10人が入り乱れた熱戦の終盤で、オカダは1人残りでEVIL、ロア、トンガを迎え打つ不利な状況となった。

 だが、そこから奮闘。トンガとロアをオーバーザトップロープで失格させると、EVILをマネークリップで捕らえて勝利をものにしたかに見えた。しかし、そこにEVILのセコンド、ディック東郷が介入。オカダはマネークリップを解いて東郷を排除しに行くが、背後からEVILの攻撃を受け、さらには東郷に金属製ワイヤーのスポイラーズチョーカーで首を絞められると、最後はEVILにタックルで場外に突き落とされて失格となった。

 11日の広島大会で急きょ実現したEVILとのシングルマッチでも反則勝ちとなったものの東郷の暴行を受けるなど、ダーティーファイトに悩まされ続けてきたオカダは試合後、怒り爆発。若手レスラーの制止を振り切ってリング上で勝ち誇るEVILに襲いかかったが、逃げられてしまった。

 インタビューでもオカダは怒りが収まらず。「テメエら本当にクソだな、この野郎。オレだけじゃねえよ。ここまで新日本プロレスがしっかり築き上げてきたものを壊すんじゃねえよ。そんなのプロレスでも何でもねえんだよ」と声を荒らげ、「乱入、セコンドばっかりだな、お前の勝ち方。それでいいならそれでいいよ。ただ、乱入して言い訳とか言うんじゃねえぞ。スゲえダセえ負け方味わわせてやる」と、本番で制裁を加えることを予告した。

 一方のEVILは勝利に高笑い。「オカダよ、完全に負けたんだよ。試合後に手を出してくるなんて、お前は見苦しいな」と挑発した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ファイト最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ファイト)

    写真

    話題の写真ランキング

    リアルタイムランキング

    注目トピックス