東京五輪ウエルター級代表の岡沢 プロとガチンコ対決
「チャリティーボクシングイベント・LEGEND」(11日、代々木競技場第一体育館)
現役世界王者、アマチュアの東京五輪代表らが3分3回のスパーリング形式で対戦した。
東京五輪ウエルター級代表の岡沢は、日本スーパーライト級ユース王者の佐々木と拳を交えた。トリッキーな動きで挑発するプロ10戦10勝9KOと強打のホープに対して、持ち前のスピードと技術で応戦。コーナーに相手を追い込むなどプロアマの“ガチンコ勝負”を見せた。
対戦後には、異例の宣言も飛び出した。21年4月から現在所属する鹿児島県体協を離れ、スポンサー収入で「プロのアマチュアボクサーとしてやっていく」と明かした。
生涯アマを貫く意向で「プロはライバル」と言うセオン。「いつかナイキやアディダスをスポンサーにつけて億を稼ぐ選手が出てくるかもしれない。それがアマチュアボクシングのためになる」。自分がその先べんをつける。