レオナ・ペタス、武尊戦に自信も…カーフキック警戒?「蹴られたらどうしよう」

 立ち技格闘技K-1の3月28日・日本武道館大会で行われるK-1 WORLD GPスーパーフェザー級タイトルマッチで王者の武尊(29)=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST=に挑戦するKrushスーパーフェザー級王者のレオナ・ペタス(28)=THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS=が1日、都内で公開練習を行った。

 この試合は当初は20年11月3日に予定されていた。武尊が左拳を骨折したことで、1月24日の代々木競技場第一体育館大会に延期されたが、同大会も緊急事態宣言発出で再び延期となっていた。

 2度の仕切り直しを経て、約5カ月遅れで迎える決戦には「もともとは11月3日に向けて体作りをしてきたので、こんなに試合に向けて準備をしたことがないのでどうなっているのか楽しみ。どんだけ強くなってるんだろうなって」と調整に手応え。普段の体重は62~3キロというが、新型コロナウイルス感染予防のため、「免疫力を上げたいなと思って、今は強制的に64~65キロをキープしているので体調はすごくいい」とアピールした。

 武尊はキックボクシングRISE世界フェザー級王者の那須川天心(TARGET/Cygames)との夢の対決が実現へ大きく動き出しており、大きな話題となっている。自身との試合以外のところで注目されていることにペタスは「ボクも見たいなと思う」と理解を示しつつ、「取りあえず、(今回の試合の体重上限)60キロなのでボクは勝って、あの2人は55キロぐらいがベストだと思うので、そこら辺で戦ってほしい」と、自分の土俵での対戦に自信を示した。

 1年以上前から武尊との対戦を意識しており、「(自身の)動き自体は完璧ですし、(相手が)何をしてくるかも完璧」と強調。だが、「今、カーフキック(ふくらはぎへのローキック)がはやっているので、カーフキック蹴られたらどうしようかな。対策ないので、ここから2カ月でどう対応しようかな」と苦笑しながら話した。

 自身のSNSでは3月28日を特別な日と記している。20年4月1日に母の美香さんが急逝しており、「ふとしたときに母とのLINEを見て、3月28日に最後のやりとりをしていて、そういう日なんだと思った。母のいたずらかなって思いますね」と天国に思いをはせた。

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