井岡一翔「誰がチャンピオンか証明する」 家族や陣営のサポート感謝

 「ボクシング・WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ」(31日、大田区総合体育館)

 都内で30日、前日計量が行われ、井岡一翔、田中恒成ともにリミットの52・1キロで一発クリアした。

 2019年の年末以来1年ぶりの計量を終えた井岡。オンライン上での会見で、新型コロナウイルス禍での調整を「簡単なことじゃなかった」と振り返りつつ、「家族や陣営のサポートがあって、いいコンディションで無事に計量を終えて明日、試合ができるのはよかった」と満足げに話した。

 不安は「まったくない」と言い切り、「すべては明日、試合をして、誰がチャンピオンなのかというのを証明する」と宣言。「格の違い、レベルの違いを見せられる試合ができたらいい」と、これまで口にし続けてきた言葉を並べて自信を示した。

 計量後の写真撮影では田中と並び立ったが、目を合わせず。挑戦者の印象を「存在自体そこまで気になっていない。見下しているという気持ちはないけど、気にはしていない」と事もなげに語った。

 師事するキューバの名伯楽イスマエル・サラス氏も無事に来日し、約1年ぶりに合流した。リカバリー食は夫人の手作りで、炭水化物が中心。だが、コロナ感染防止のため試合までホテルに隔離されるため、部屋の前に置いてもらって受け取るという。後は自信を結果に変えるだけだ。

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