中谷正義、ラスベガスで「KO狙う」WBO・IC王座決定戦公式会見

 「ボクシング・WBOインターコンチネンタル・ライト級王座決定戦」(12日、ラスベガス)

 WBO世界同級12位フェリックス・ベルデホ(27)=と対戦する同級14位の中谷正義(31)=帝拳=が現地時間の10日、試合会場でもあるMGMグランドのカンファレンス・センターで開かれた公式記者会見に臨んだ。

 ベルデホと初対面した中谷は19年7月、後にワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)を破ってWBAスーパー・WBCフランチャイズ・IBF・WBO世界ライト級統一王者となったテオフィモ・ロペス(米国)と対戦して以来約1年5カ月ぶりの試合。ブランクの不安を問われたが、「大丈夫。しっかりトレーニングはできているので特に問題ないです」と強調した。

 ロペス戦で学んだことについては「強いパンチ、ポイントになるパンチがやっぱりちょっと少なかったと思うので、海外での試合はもっと使っていきたい」と返答。182センチの長身でベルデホを7センチ上回るが、「ボクシングは身長で戦うわけじゃないんで、それを使わずにパンチ力、KO狙って試合したいなと思っています」と意識しなかった。

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