K-1 京太郎は実方宏介と復帰戦「蹴りは使わない。痛いのが分かったので」

 立ち技格闘技のK-1は9日、都内で会見を開き、来年1月24日の国立代々木競技場第一体育館大会の第2弾対戦カードを発表。元K-1ヘビー級王者、ボクシングの元日本・OPBF東洋太平洋・WBOアジアパシフィック同級王者で、11月に約10年ぶりのK-1復帰を表明した京太郎(34)=チーム京太郎=の対戦相手はBigbangヘビー級王者の実方宏介(23)=真樹ジムAICHI=に決まった。

 京太郎は相手の顔がプリントされたTシャツを着て登場。「4つ話すことを決めてきた」と切り出し、「対戦相手をアピールしとかないと誰か分からないのでかわいそうかなと思いましてTシャツを作って来ました。みなさん、これがボクの対戦相手です」と、なぜか自身ではなく実方をPRした。

 Tシャツには「練習頑張って」との文字もプリント。「太りすぎは日本人にはよくないので、だめよというTシャツを作って来ました。ダメですかね」と、身長184センチ、体重115キロの巨漢である実方に向けたメッセージであると説明した。

 また、K-1転向発表時にはキックの練習で足の裏の皮がむけたことを明かしており、「蹴りは使いません。蹴ったら痛いということが分かったので。リングシューズで上がってパンチだけで行くという作戦を思い浮かべました」と宣言。リングシューズ着用可かどうかをたずねると、K-1の中村拓己プロデューサーは「たぶんリングシューズをはいて試合はできないと思う」と困惑しながらも、「審判と確認します」と話した。

 また、京太郎は「若い選手がボクを倒す、いい意味で倒されたい。ボクも20前半のときに年上の選手を倒しにいってのし上がったので、年長者を倒して欲しいという気持ちでいっぱいです」と余裕のエールを相手に送った。

 会見は京太郎の一方的なペースで進んだが、実方は「こんなにアピールしてもらって、逆にありがたいですね」と大人の対応。京太郎が蹴りを使わないと宣言したことには「蹴らなかったら、パンチで倒される前にボクが蹴り倒します」と闘志を燃やし、「ビッグチャンスなので、周りは『ヤバいぞ。殺されるんじゃないか』とか言うんですけど、殺されるんだったら、殺される前にやっちゃったらいい。KO決着でボクが倒したい」と宣言した。

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