「デイリー後援・ボクシング・日本ミニマム級王座決定戦」(3日、後楽園ホール)
谷口将隆(26)=ワタナベ=が2度目の挑戦で佐宗緋月(26)=T&T=を破り、日本王座を初めて獲得した。初回に左ボディーでダウンを奪うなど上下に打ち分け、10回に連打でストップを呼んだ。
同門のWBA世界ライトフライ級王者・京口紘人がセコンドに付き、「メチャクチャ心強い。これからもお願いしたいぐらい」。18年にWBOアジアパシフィック王座を獲得しているが、日本のベルトは「精神的な重さはズシッとくる」と感激。目標の世界王座へ「決まった試合を勝ち続ければ先は見える」と目を輝かせた。