新日本・YOSHI-HASHIが6人王座V2 IWGPタッグ「挑戦させてもらう」

 「プロレス・新日本」(23日、後楽園ホール)

 NEVER6人タッグ選手権試合が行われ、王者のYOSHI-HASHI、石井智宏、後藤洋央紀組が挑戦者のDOUKI、ザック・セイバーJr.、タイチ組を破って2度目の防衛に成功。YOSHI-HASHIはIWGPタッグ王座を保持するタイチとザックに、後藤と組んで挑戦することを要求した。

 メキシコで長く活動し、昨年5月に新日本に参戦したDOUKIは、所属する鈴木軍でただ1人王座を保持しておらず、18日の大会でYOSHI-HASHIを「新日本からメキシコに行ったヤツで、お前が一番弱いと思っていた」などと挑発しながら対戦を要求して実現した一戦。6人が入り乱れる激闘は32分超に及んだ。

 終盤、YOSHI-HASHIはDOUKIと長時間やり合い、DOUKIのデイブレイク(変型DDT)、イタリアンストレッチNo.32(変型ダブルアームバー)、スープレックス・デ・ラ・ルナ(変型ドラゴンスープレックス)などの猛攻を浴びて苦しんだが、後藤、石井の好カットに助けられて耐え抜き、最後は後藤との合体技GYRからカルマをたたみ掛けてDOUKIを葬った。

 キャリア唯一の王座を死守したYOSHI-HASHIはマイクを持つと、自身を侮辱してきた挑戦者組に「オイ、何がザコだ、この野郎。今日、きっちりNEVERのベルト防衛したからな」とアピール。続けて、「この次、IWGPのタッグ、オレが挑戦させてもらうからな。覚悟しとけよ」と要求し、王座を持つタイチとザックにひどく罵倒されながらも、最後は「IWGPタッグのベルトをオレたちがいただくときも一瞬だ」と叫んで大会を締めた。

 バックステージでは後藤が「完璧な防衛だったよ。次、YOSHI-HASHIがタッグに挑戦する。パートナーにオレが立候補させてもらうよ」と名乗りを上げると、YOSHI-HASHIは「行きましょう」と呼応した。

 一方、ザックは「YOSHI-HASHIはオレたちのベルトに挑戦したいようだ。石井でも後藤でも好きな方と組んでかかってこい。どっちも大して変わらない。ケイオスはしょっぱい」と、挑発しながらも挑戦受諾に前向き。タイチも「いいじゃん、YOSHI-HASHIにやらせようよ。どれだけ愚かな挑戦だったか分からせてやるよ。ザック、やろうじゃねえか。今までで最高にザコのチームだ」と侮辱しながら応じた。

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