みちのく・のはしたろう神戸凱旋大会で「プロレスの真骨頂」見せる
みちのくプロレス神戸大会「神戸市垂水区出身のはしたろう凱旋大会SP2020」が、9月6日に神戸サンボーホールで開催される。のはしたろう(37)にとっては、5年連続7回目となる凱旋大会。メーンイベントでザ・グレート・サスケ、新崎人生、ディック東郷と組み、デビュー当時に所属した闘龍門で縁があるドラゴンゲート勢との8人タッグマッチに挑む。
生まれ育った街で、プロレスラーとしての「原点」といえる男たちと相まみえる。闘龍門時代の先輩である望月成晃、ドン・フジイにGamma、同じ日にデビューしたKAGETORA。今年1月の闘龍門同窓会興行(後楽園ホール)で再会した際に、「やってみたい」と心が躍った面々だ。「1月があったから実現するカード。今年でなければできない」と意気込む。
新型コロナウイルスの終息が見えない中、「コロナ自体はなくならない。向き合う形で、我々の業界もやっていかないといけない」と自主興行の開催を決めた。神戸市のガイドラインに添って、観客は収容人数の50%となる400人限定。当日は検温、消毒など感染予防対策を講じる。
「耐えて、耐えて、やり返すのがプロレスの真骨頂。社会全体がコロナに耐えている今、必死に立ち向かっていく姿を見せたい。地元の人たちが盛り上がってくれれば、うれしい」
闘龍門で始まり、みちのくで力を伸ばしたレスラー人生。凱旋マッチでのはしたろうの集大成を見せる。