「プロレス・スターダム」（２６日、後楽園ホール）

　ワールド・オブ・スターダム王者の岩谷麻優が朱里と横浜武道館大会（８月２２、２３日）で防衛戦を行うことが決定的となった。岩谷は飯田沙耶と組んで朱里、ひめか組と激突。最後は飯田を朱里にバズソーキックで仕留められた。

　自ら勝負を決めた朱里はマイクを持つと、「岩谷麻優、重茂の持っているその赤いベルト、挑戦させてくれないかな。私がこのスターダム（のリング）に上がっている理由、それはその赤いベルトを獲ること。チャンスは自分でつかむもの」と、挑戦を要求。これに対し、岩谷は「赤いベルト、挑戦者待ってました。今度はアナタですか。強敵です。でも、やりがいがあります。８月の横浜武道館、ぜひ赤いベルトをかけてシングルマッチやりましょう」と、大会を指定して受け入れた。

　朱里は多くのプロレス団体で活躍するだけでなく、世界最高峰の総合格闘技ＵＦＣで日本人女子初の白星を挙げており、“モノがちがう女”と呼ばれている。岩谷は、その実力者に「岩谷麻優はドＭなので、ボコボコにして下さい。アナタが麻優をボコボコしてくれたらもっと本領発揮できちゃうんで、最後に立っているのは岩谷麻優です」と勝利を宣言した。