ライガーと共に引退の佐野巧真 永遠のライバルは「一番自分の思い、自分の戦いを出せる」

 新日本プロレスの1・5東京ドーム大会で現役を引退したプロレスラー、獣神サンダー・ライガーの引退記念DVD-BOX第2弾「獣神伝説 完結編~解き明かされる素顔~」(25日発売)に合わせてプロレスラー・佐野巧真が13日、永遠のライバルへの思いを明かした。

 佐野はライガーの引退試合において、1・4東京ドーム大会では8人タッグマッチで激突し、1・5東京ドーム大会ではライガーと組んで高橋ヒロム、リュウ・リー組と対戦。その2日後に突然、自身の現役引退を発表した。DVDでは佐野が京都で妻と営む焼き肉店「焼肉巧真」をライガーが訪問。新人時代からを2人でじっくりと振り返っている。

 佐野は「最近は試合をする回数も減ってきていましたし、お店も構えてしまった中で、毎回毎回試合をする度に、今日が最後という思いでやって来ていた」と告白。ライガーの引退試合で高橋、リーと戦ったことで「若い選手と最後戦って、若い時に戦いたかったという思いが強く出たので、自分の思う動きができなかったので、やっぱりその辺ですかね」と、引退を決断したことを打ち明けた。

 佐野にとってライガーは「一番、自分の思い、自分の戦いを出せる相手でもありましたし、戦っている期間は短かったですけど、心の中ではいつもライバル視して、どこの団体に行っても彼が頑張っているとこっちもそれ以上頑張ろうという気持ちで、やっぱり心の隅にはずっと彼がいたのでね」という存在。

 「彼がいて良かったというか、心の中のライバルでもあったし、戦いでも若い時はライバルだったし、彼がいなければ僕もこれだけ長く続けては来られなかった」と感謝し、「これからも今までと同じく彼に負けないように、お互い頑張っていければ」と、人生の好敵手としての関係を続けていく心構えを明かしていた。

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