ボクシングの六島ジムは12日、大阪市内で記者会見を行い、5月2日に後楽園ホールで日本ミドル級王座に挑む同級1位の国本陸(22)が抱負を語った。同級王者の竹迫司登(ワールドスポーツ)の指名挑戦者として、王座に初挑戦する国本は「タイトルより、相手が強いことがうれしい」と武者震いした。
大商大でアマとして活躍し、プロでは4戦4勝(2KO)。3度目の防衛戦となる竹迫は20年1月に東洋太平洋同級王座も獲得し、2冠王者となったが、同ジムの枝川孝会長は「国本はボクシングオタクだからしっかり研究すると思う」とその分析力に期待した。