村田5回TKOで初防衛 強烈右ストレートから左で強打者対決に決着
「ボクシング・WBA世界ミドル級タイトルマッチ」(23日、横浜アリーナ)
王者・村田諒太(33)=帝拳=が5回2分45秒TKOで同級8位のスティーブン・バトラー(24)=カナダ=を下し、今年7月に返り咲いた王座の初防衛に成功した。
強打者同士の対戦は初回から足を止め、小細工なしに右ストレートの大砲を飛ばし合う。3回以降村田が圧力をかける場面が目立ち、5回に右ストレートで効かせて左で倒した。ダメージの深い挑戦者を見たレフェリーが即試合をストップした。
村田は「控室ですごく良くてこれなら倒せるという気持ちがわいてきて序盤空回って、『やべっ』と思っていた」と振り返ったが、徐々にペースをつかみ、最後は一発で決めた。今後については「勝った後って気が大きくなっているんで、あまり言うことじゃないんですけど、みんな(井上)尚弥を見てリアルと戦ってほしいと思うんですよ。なので(本田)会長、リアルな試合をお願いします」とビッグマッチを熱望した。
村田は昨年10月、同級王座の2度目の防衛戦でロブ・ブラント(米国)に判定完敗し、王座陥落。しかし7月に大阪でブラントと再戦し、衝撃の2回TKOで雪辱を果たした。ミドル級のトップ戦線に再浮上し、ビッグマッチの実現のためにも今回は何としてもクリアしないといけない初防衛戦だった。
村田の通算戦績は18戦16勝(13KO)2敗。バトラーは31戦28勝(24KO)2敗1分け。



