OZ王者の尾崎、つまらない試合なら2分で終わらせる

 つまらない試合なら2分で終わらせる!15日にOZアカデミー東後楽園ホール大会で関口翔(25)の挑戦を受ける、第23代OZアカデミー認定王者・尾崎魔弓(51)が9日、東京・木場のデイリースポーツを訪れ、怪気炎を上げた。

 二度目の防衛戦に向けて“尾崎節”全開だった。今回、関口の挑戦を受けることになったが、決まった経緯からして尋常ではなかった。挑戦者として名乗りを上げた関口、優宇の二人に対し「私とやりたいなら二人で戦ってみな」と王者権限で暫定挑戦者決定戦を強要。だが、試合後に尾崎が挑戦者に指名したのは勝者の優宇ではなく、敗者の関口の方だった。「“勝った方とやる”とはひと言もいってないよ。弱い方を選んでやった」と不敵な笑みを浮かべた。

 その背景にあるのは、同じ正危軍のメンバー、桜花由美(40)から「弱いやつとドンドン戦って、タイトル防衛の新記録を作ってください」とアドバイスされたこと。過去、同無差別級の連続防衛記録は加藤園子(43)らの4回。男子では故ジャイアント馬場さんがPWFヘビー級王座を38回防衛したとの記録が残っているが、それさえも見据えようというのだ。そのためにも、ダラダラした試合を続けるつもりは毛頭ない。「今回、つまらない試合をしやがったら、2分で終わらせてやるよ。付き合うつもりはない」とまくし立てた。

 「私の試合だけじゃなく、当日は正危軍と獣友の特別ルールの8人タッグもある。年内、関東では最後のOZの興行を絶対に見に来いよ」と、最後は社長の顔で締めくくった。

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