金平会長は金銭トラブルで解雇 ボクシング名門・協栄ジム活動休止へ

 国内最多の13人の世界王者を輩出したボクシングの協栄ジムが活動休止となることが7日、明らかになった。

 同ジムの金平桂一郎会長(54)によると、実質的なオーナーとの間で「金銭トラブル」が発生。「解雇を言い渡された」と説明した。東日本ボクシング協会へ9日にも休会届を提出し、日本ボクシングコミッションに説明する方針とした。

 協栄ジムは金平会長の実父である故・金平正紀氏が1959年に設立。63年9月に海老原博幸が世界フライ級を獲得したのを始まりに、西城正三、具志堅用高、上原康恒、渡嘉敷勝男、鬼塚勝也、勇利アルバチャコフ、オルズベック・ナザロフ、佐藤修、亀田興毅、坂田健史、佐藤洋太、亀田和毅の13人の世界王者を誕生させた。

 一連の報道を受けて協栄ジム公式サイトでは、金平会長の主張を否定する声明を発表。「本日、一部のメディアにおいて、当ジムが活動休止を予定している旨の報道がありましたが、当ジムが発表したものではなく、活動休止を予定している事実もございません。当ジムは、引き続き、会員の皆様に対してこれまで同様のサービスを提供してまいります」と休止も否定した。

 これに対し、金平会長は「ライセンスを持つ者がいなくなるのだから、ジムの存続は無理」と説明した。

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