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ライガー12・8故郷広島でのラストファイトへ気合「最後の姿、目に焼き付けて」

 「プロレス・新日本」(12月8日、広島グリーンアリーナ)

 新日本プロレスの獣神サンダー・ライガーが広島市のデイリースポーツ中国本部を訪れ、12月8日の広島大会(16時開始)へ意気込みを語った。

 来年1月4、5日の東京ドーム大会で引退することを発表しており、広島市出身のライガーにとっては故郷でのラストファイトとなるが、感傷に浸ることなく、プロフェッショナルに徹する。「毎日が練習、試合、そして体調管理の繰り返し。来ていただいたお客さんに全力のパフォーマンスをお見せするのが僕らの仕事なので、最後の広島でも自分のやることは一緒。いつも通り、ライガーらしいガンガンいく戦いを見せるだけ」と語る。

 平成元年4月にライガーとしてデビューして31年。広島でも数々の激闘を繰り広げてきたが、いつも後押してしてくれたのは地元の温かい声援であり、故郷の仲間だ。毎回、江波中時代の同級生40~50人が会場へ応援に訪れる。「たまに『○○、頑張れー!』って本名で応援するやつもいるんですよ。うるせー!って感じですよね」と苦笑いだが、試合後に素顔で参加する夜の“プチ同窓会”がなによりも楽しみだ。

 新日本でカープファンといえば、今や内藤哲也が知られた存在だが、プロレス界の元祖鯉党はライガーだ。「子供の頃は古葉監督率いる赤ヘル軍団の全盛期。山本浩二さん、衣笠さん、北別府さん、高橋(慶彦)さんらが活躍していて、かっこよかったなあ。子供心にトキめきました」。旧市民球場にも足繁く通ったという。

 特に応援していたのは衣笠選手だ。小学4年の時に間近で見る機会があり、「丸太のような太い腕に『うわー、スゲェー!』ってびっくりしたの覚えています。パワフルな打撃にもワクワクしました。衣笠さんのような力強い選手にあこがれたことも、今の自分につながっていると思う」。今では衣笠選手もしのぐほどの太い腕と太ももは、新日本でもトップクラスといわれてきた豊富な練習量で培われたものだ。

 広島大会では飯伏幸太、タイガーマスクと組んで3対3のタッグマッチでオカダ・カズチカ組と激突する。引退試合となる来年1月4、5日の東京ドーム大会では、4日はプロレス界に入るきっかけにもなったあこがれの選手、藤波辰爾とタッグを組むことも決まっており、「広島でしっかりといい戦いをして引退試合につなげたい」と話す。

 引退後はライガーと決別するのか。そのあたりを尋ねると「ずっとこのマスクは取りませんよ。マスクを取ったら、みんなびっくりしますから。マスクを付けていたら女性からも『キャー!』って喜んでもらえるけど、外したら『ギャー!』って逃げられます。だから取りませんというか取れません!」と、ライガー節を全開。「体調?痛いところもないしバッチリです。ぜひ会場で最後の姿を目に焼き付けてほしい」。ファンを魅了するスーパーファイトで広島でのフィナーレを飾る。

 ◆獣神サンダー・ライガー 1989年4月24日生まれ。ライガーの正体とされる選手の生年月日は1964年11月30日。広島市出身。広島電大付高(現広島国際学院高)時代はレスリング部でインターハイや国体に出場。卒業後、新日本プロレス入門。1984年にデビューし、89年4月にライガーとしてデビュー。主なタイトルはIWGPジュニアヘビー級王座、同タッグ王座、ジュニア8冠王座、GHCジュニアヘビー級王座、WCW世界ライトヘビー級王座、英連邦ジュニアヘビー級王座、CMLL世界ミドル級王座、大阪プロレスタッグ王座など多数。身長170センチ、95キロ。血液型AB。

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