全日本のジェイク・リーがV宣言!世界最強タッグ決定リーグ戦へ 野村と「2人で」

 全日本プロレスのジェイク・リー(30)が30日、広島市のデイリースポーツ中国本部を訪れ、11月11日に開幕する「世界最強タッグ決定リーグ戦」での優勝を誓った。

 ジェイクにとって今年は飛躍の1年になった。6月に岩本煌史とのコンビでアジアタッグ王座を手にすると、9月には宮原健斗を破って王道トーナメントで初優勝。今月24日には3冠ヘビー級王座に挑戦し、王者宮原と激闘を繰り広げた。あと一歩のところで王座奪取は果たせなかったが、パワーあふれる戦いでファンを魅了した。

 そして、1年の締めくくりとなるのが今回の世界最強タッグ決定リーグ戦。コンビを組むのは、2年前に世界タッグ王座を獲得した時のパートナーでもある野村直矢だ。世界タッグ王座は初防衛に成功した後、ジェイクの左ヒザ負傷で返上。「あの無念さは今も忘れられない。もう一度、2人でチャンピオンになりたい」と意気込む。今リーグ戦で優勝すれば、来年1月の世界タッグ王座への挑戦権が与えられる。

 「今年最後のシリーズを最高の形で締めくくり、来年はアジアタッグと世界タッグの2冠を手にすることが目標。タッグプレーヤーの地位をしっかりと固めた上で、もう一度、シングルプレーヤーとして3冠王座を狙っていきたい」

 192センチ、110キロと恵まれ体格に加えて甘いマスクで女性ファンも多い。ボディメークトレーナーとしての顔も持っており、歌手の大黒摩季ら多くの著名人のボディメークも担当しているが、「今はプロレスに集中しています」ときっぱり。ジャンボ鶴田を目標に掲げる大型ファイターが上昇気流に乗って頂点の座をつかみ取る。

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