ブシロードがスターダム買収 新日本プロレス親会社が女子プロ進出

 新日本プロレスの親会社である株式会社ブシロードは17日、都内で会見を開き、女子プロレス団体スターダムの買収を発表した。キックボクシングイベントKNOCK OUTを運営する子会社キックスロードがスターダムから事業譲渡され、12月1日に社名を株式会社ブシロードファイトに変更する。

 長い低迷期にある女子プロレス界で、スターダムは人気選手を次々と輩出したトップ団体。ブシロード創業者の木谷高明取締役は「2年前から迷っていた。世界的にスポーツで女子は非常に大きな位置を占めてきた。なんで女子の試合がないの?と急に世の中の空気が変わるリスクがあると思い、(男子と)別立てで女子をやるのもいいと思った」と買収の理由を説明した。

 新日本と関わる可能性については、「お祭り的な試合の参戦はあるかも知れないが、当面混ざることはない。ファンの反応を見てからでいいのかなと思う」と否定せず。また、「2年が勝負。今の売り上げは2億(円)程度ですけど、3倍の6億にしなきゃダメ」と目標を設定した。

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