尾崎魔弓が松本浩代と電流爆破バットで2冠戦

 女子プロレスのOZアカデミーは19日、都内で緊急会見を開き、王者・尾崎魔弓(50)が松本浩代(33)=フリー=の挑戦を受けるOZ無差別級選手権(25日・横浜文化体育館)を爆女王ベルトもかけたダブルタイトル戦として実施すると発表した。

 18日の超花火プロレス(川崎競馬場)で高橋奈七永(40)=シードリング=を破って第5代爆女王となった松本が戴冠から一夜明けたこの日、2冠戦を要求。初防衛戦に臨む尾崎も爆女王ルールを受け入れ「有刺鉄線電流爆破バット・デスマッチ」でタイトルを争うことになった。

 尾崎は松本に対して「挑戦するからにはリスクを背負え」と“髪切りマッチ”を示唆するように挑発してきた。松本は「2冠戦で文句はないだろう。1週間で無冠のリスクはあるが、背水の陣だ。髪切りはやらない」と反発。王者対決へ向けて「歴史のあるOZの世界と爆破の世界のその先にある感動を味わってほしい」と、1年10カ月ぶりのOZ王座戴冠を宣言した。

 JWP時代からデスマッチの修羅場を踏んできた尾崎は「松本は勘違いしている。この種の試合は得意なんだ」と豪語。電流爆破バットは初体験だが「50歳で2冠。不可能を可能にする」と、返り討ちを宣告した。

 “魔性の女”尾崎と“破壊ゴジラ”松本の頂上対決。両者とも「負ける気はしない」と仁王立ちで、横浜決戦が緊迫度を増してきた。

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