オカダ全勝止まった!SANADAに初黒星「悔しさ100やねん」

 「プロレス・新日本」(3日、エディオンアリーナ大阪)

 真夏の祭典「G1クライマックス」Aブロック公式戦が行われ、両ブロックで唯一の全勝だったIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカがSANADAに敗れ、初黒星を喫した。この結果、オカダは6勝1敗で単独首位は変わらないものの、この日に棚橋弘至を破った飯伏幸太が5勝2敗で単独2位に立ち、棚橋、KENTA、EVILが3敗で並んだ。

 過去の対戦はオカダの6戦全勝ながら、同じ31歳でライバルと認め合う2人。お互いの意地と意地がぶつかった激闘は残り13秒で決着した。一進一退の攻防から終盤、オカダはレインメーカー2連発でチャンスをつかみ、トドメの3発目を放とうとすると、逆にカウンターのラリアットを浴びて形勢逆転される。

 さらにSANADAにSkull Endで長時間絞め上げられ、意識もうろうとなったところで、ラウンディングボディープレスを放たれるが、辛くもヒザで迎撃。再びレインメーカーを放とうとしたが、持ち上げられてTKOを浴び、ラウンディングボディープレス2発で圧殺された。

 インタビューでオカダは苦痛に顔をゆがめながらも、「ライバル、初勝利おめでとう。一番負けたくない相手に負けたな。ライバルが勝ったことで、オレとSANADAさんの物語は楽しくなってるでしょうね」と余裕のコメント。「じゃあ、楽しくなっていくうれしさ、いくつでしょうか?」と問いかけ、「悔しさ100やねん」と、開催地大阪の方言で本音を表して去っていった。

 一方、SANADAは締めのマイクで「やっと、やっとライバルに勝ちました」と、7戦目でオカダに勝利した喜び爆発。「本当のことを言うと、去年、大阪でオカダに負けたので、大阪が大嫌いでした。が、今日を境に日本で一番、ここ大阪がめっちゃ好きやねん」と絶叫し、大阪のファンを大喜びさせた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ファイト最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ファイト)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス