「プロレス・新日本」（２７日、ドルフィンズアリーナ）

　真夏の祭典「Ｇ１クライマックス」Ａブロック公式戦が行われ、ＩＷＧＰヘビー級王者オカダ・カズチカが全勝で並んでいたＫＥＮＴＡを破り、５連勝で単独首位に立った。蹴り中心の挑発的な攻めに守勢に回る場面が目立ったオカダ。最後はＰＫをたたき込まれる寸前の危機をカウンターのドロップキックで迎撃し、墓石式脳天くい打ちからのレインメーカーで２６分超の激闘を終わらせた。

　愛知県安城市出身のオカダはマイクで「優勝して、愛知に帰ってきます」と地元のファンに宣言。また、元ＷＷＥのＫＥＮＴＡと握手を交わし、「オレが負けたら（日本が）海外より下になっちゃうでしょ」と、日本を代表するレスラーの意地の勝利を強調した。