“名城2世”峯が白星デビュー「早く王者になりたいです」

 「ボクシング・6回戦」(26日、エディオンアリーナ大阪第2競技場)

 アマチュアとして国体優勝や全日本選手権3位、国際大会優勝などの実績を持つ峯佑輔(23)が6回戦でプロデビュー。ジェスエル・グアダリオ(フィリピン)に負傷判定で勝利し、白星デビューを飾った。序盤から鋭いジャブと左フックなどで相手を圧倒したが、3回に偶然のバッティングで自身の左目尻を負傷。傷が広がって試合続行不可能となった。判定は3者フルマークだった。

 峯は強豪大阪・興国高から近大へ進み、副主将を務めたアマエリート。卒業後の今春に六島ジム入りした。近大から六島でプロデビューという経歴は元WBA世界スーパーフライ級王者で現近大ボクシング部監督の名城信男氏と同じ。近大では元王者に師事し「名城2世」と期待がかかっている。

 試合後、峯は「ゼロ点です。たくさんの方が応援にきてくれたのに練習の成果が見せられなかった」と厳しい自己採点。「もっと強い選手と試合をして早く王者になりたいです」とリング上で誓った。応援にかけつけた近大・名城監督は「本人は(負傷判定で)残念だろうけど、勝ててよかった。次につながる試合」とねぎらっていた。

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