井岡 左腕タトゥーはペイントで隠して激闘 AK-69の生歌で入場

 井岡一翔(中央)の入場時に生歌で「ロッカールーム」を披露するAKー69(左端)=幕張メッセ(撮影・堀内翔)
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 「ボクシング・WBO世界スーパーフライ級王座決定戦」(19日、幕張メッセ)

 トリプル世界戦が幕張メッセ・幕張イベントホールで開催され、メインイベントのWBO世界スーパーフライ級王座決定戦では、元世界3階級王者で同級2位・井岡一翔(30)=Reason大貴=が10回1分46秒TKOで、同級1位アストン・パリクテ(28)=フィリピン=に勝利。日本初の4階級制覇を達成した。

 17年4月のノクノイ・シットプラサート(タイ)とのWBA世界フライ級タイトルマッチ以来、2年2カ月ぶりの国内復帰戦となった井岡。親交の深いヒップホップアーティスト・AK-69の生歌による入場曲「ロッカールーム」でリングイン。

 短髪に、黒ずくめのガウンとトランクス。以前とはイメージをガラリと変えて、4階級制覇のリングに立った。使用したグローブは黒色の米国製エバーラスト社のもの。

 17年大みそかに電撃引退後、左腕にタトゥーを入れた。日本ボクシングコミッション(JBC)は原則として入れ墨を禁止しており、今回も隠すように要請。前腕の目立つ部分は専用スプレーによるペイントで消して試合を行った。

 なお、JBCのルールは、日本のジム所属選手に当てはめるもので、対戦相手はその限りにない。今回もパリクテは上半身に目立つタトゥーが入っていた。

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