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セフードがUFC史上4人目の同時2階級制覇 五輪金メダルと合わせ3冠

 「UFC238」(8日、シカゴ)

 UFC世界バンタム級王座決定戦が8日(日本時間9日)、米国シカゴのユナイテッド・センターで開催され、フライ級王者のヘンリー・セフード(32)=米国=が3回4分51秒TKOで、バンタム級1位のマルロン・モラエス(31)=ブラジル=に快勝し、UFC史上4人目となる2階級同時制覇を達成した。

 前王者のTJ・ディラショー(米国)がドーピング検査で禁止薬物の陽性反応が出たことで3月に王座を返上。空位となった王座を両者で争った。

 中間距離での偵察戦を経て2回に入ると、セフードが右パンチを中心に攻め込む。セフードが左目尻、モラエスが鼻頭をカットする中、セフードは3回後半はレスリング仕込みのグラウンドで優位に立つ。最後は鉄槌でパウンドアウト。文句なしの勝利で2階級制覇を成し遂げた。

 08年北京五輪レスリング・フリー55キロ級金メダリストのセフードは13年に総合格闘技に転向。昨年8月のUFC227で、12度目の防衛を目指したデメトリアス・ジョンソン(米国)を2-1の判定で破り、フライ級王座を獲得。1度防衛後、2階級制覇を狙った。UFCでの同時2階級制覇はコナー・マクレガー(アイルランド)、ダニエル・コーミエ(米国)、アマンダ・ヌネス(ブラジル)に続き史上4人目。

 2階級制覇をたたえられた王者は「俺はただのダブル(2階級制覇)じゃない!オリンピック、フライ級、バンタム級のチャンピオンで“トリプルC”だ!」と2本のベルトを掲げ、金メダルを首にかけて絶叫した。「左足首のねんざもありいい状態ではなかった。このような状態で試合をするのは初めてだったが、自分を信じて戦った」とセコンドに感謝を伝えた。

 そして「(UFC代表の)ダナ・ホワイト、聞いてほしい。ヘビー級のようなファイトマネーをもらえる試合をしていきたい。ドミニク・クルーズ、コーディ・ガーブラント、ユライア・フェイバー。あと、145ポンド(フェザー級)も照準にしている」と伝説級王者とのビッグマッチを望んだ。

 また、セミファイナルのUFC女子フライ級タイトルマッチでは、王者ヴァレンティーナ・シェフチェンコ(31)=キルギス=が鮮やかな左ハイキック一撃で、ジェシカ・アイ(32)=米国=に2回26秒KO勝ち。昨年12月のUFC231で獲得した王座の初防衛に成功した。

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